ムガル帝国の繁栄と衰退

この日は朝からラホールフォートを観光しに行ってきました。
ラホールフォートはラホール最古の建造物とされていて、ムガル帝国の歴代皇帝が建造した城跡です。

ラホールフォートの入り口です。写真で見ても相当ですが、実物は本当にでかいです。この日は天気もすごく良かったので、門の白が一層際立って綺麗でした。


外国人は入場に200Rsです。門の中に入ると上り坂になっていて、その坂を上って行くと・・・

シャーリーマール庭園のように綺麗で緑豊かな庭園が広がっています。視界も開けていて気分最高です。ここも現地の人たちの憩いの場になっているらしく、昼真っから木陰で涼んでいるパキスタンカップルが。

正面にはムガル帝国の歴代皇帝がすごしたであろう本殿が。

写真左端に映っているのは現地の学生たちで、ラホールの歴史学の研究のため、ラホールフォートの見学と写真を撮りにきたといっていました。

内部の様子。


イスラームでは偶像崇拝が禁止されているので、元々は描かれていたであろう皇帝の絵も顔の部分だけ消されています。

お土産屋のそばにあった巨大な木。こういうものを見ると余計に歴史の偉大さを実感します。

ラホール・フォートを後にし、夜はリバティー・マーケットというラホールでも一番の盛り場へ行って再びCD探しをしてました。こういうところのCDショップなら高くても品揃えがきちんとしていそうだと踏んでいったのですが、読みが見事に当たりました。ある本屋でCDで売っていてインドの古典やポップスもそれなりに揃っていたし、パキスタン物も割りと新しいものから、DVDなんかもしっかり取り扱っていて、ここではそれなりに買って来ることが出来ました。今後CDも増えることも予想し、CD収納ケースも購入したんですが・・・

構造上問題があり、最大80枚くらい入れられるはずなのに、50枚くらい入れるとチャックが閉まらなくなるので、あまり意味がないという…

買い物が済んだら、ホテルに戻って夕飯。この日はホテルの前の通りに出ていた屋台でシャワールマーと言う料理を食べました。

トルコのケバブみたいに肉を吊るして焼いていました。その肉を削ぎ切りにして、にんじんやキャベツ、ごぼうのような野菜と一緒に鉄板で焼いたパンではさんで甘辛いソースをかけて完成!パキスタンのファーストフードですね。これが結構スパイシーでうまいです。