パーキスターン・ズィンダーバード!

この日は朝から泊まっていたホテルから近いLahore City Heritage Museumへ。
このミュージアムはラホールの歴史的記録や資料が展示されている、ラホール・ミュージアムとは別の博物館です。

ちなみにこの博物館のすぐ隣がラホール・ミュージアムです。
この博物館はタダで入れます。カメラの持ち込みも可能です。ただ、なぜか携帯電話だけは持ち込み不可なので、入り口の受付で預けることになります。うるさくするなよ!ってことなのでしょうか。(まぁ、この辺は自己申告なので、隠して持ち込めば別に問題ない)

かなり広くて、中は暑いので回るのが大変なんですが、ラホールの歴史を知るには良いすごく貴重な資料が多数展示してあります。

これはスィクですが、それぞれの王朝の支配期の統治者の名前なども英語で表記してあって、意外に親切です。

バードシャーヒー・モスクの模型。


ワズィール・ハーン・モスクの絵画。絵画で見ても綺麗。ちなみにモスクの角にそれぞれ建っている塔には頼めば上らせてもらえます。かなりの高さがあるので、ラホール市内の様子が一望できるし、気分もいいです。まぁ、やっぱりお金は取られるけど(笑)




古いコインやたくさんの写真も展示されているし、建物自体もとても綺麗です。
真ん中の写真はスーフィーの聖者。
一番下はミュージアムの天井。

このあと、ホテルの正面にあるHall Roadという通り沿いにあるCDショップを物色。

このお店は割りと品揃えが良かったなぁ。オリジナルしか扱ってないって言ってたし、新しいCDも結構揃ってました。ここの主人らしき人は昔埼玉で車関係の仕事をしていたとか言ってました。実はこういうパキスタン人って結構多い。実際パキスタンで使われてる車(バスなんかも含め)のほとんどが日本の中古車だったり。裕福な人たちが乗っている車もTOYOTAだったり、HONDAだったり日本の車がほとんど。さすが、車大国日本。

この後、ワーガー国境まで車で移動し、国旗降納のセレモニーを見てきました。

パキスタン側の観客席はガラガラ。
一方、

インド側は満席でものすごい盛り上がり様…。一体どこからこんなに集まっているんだ!?このセレモニーは毎日開かれているんですよ!お前ら暇だなぁと思わずにいられません(笑)

そこに、パキスタンの国旗を持ったなぞの男たちが登場!

ウィーン…

旗を振れ!

決まった!

おじいちゃんも思わず万歳。
ちなみにこのおじいちゃん、名物おじいちゃんらしく、ずいぶん昔からこのセレモニーに現れては盛り上げてくれていたご様子。

そしてセレモニーの様子



何か叫んでる。

足を振り上げ…

インド兵とパキスタン兵が握手する感動的瞬間。

国旗降納の様子。

男は背中で語る(笑)
何も考えずに見てると見落としがちですが、銃がこんなに至近距離にあるのもインド・パキスタンにいるからこそ。パキスタンの場合、たいていのお店や銀行、ATMの前には銃を持ったガードマンがいます。それだけ日常に危険がはらんでるってことなんだろうけど、やっぱりその光景が向こうでは当たり前だから旅を続けている間にだんだんと感覚が麻痺して行ってしまいます。