陸路パキスタンへ…!
前日のうちに、ニューデリー駅2階にある外国人専用オフィスで列車のチケットを手配しておき、翌朝7時過ぎの電車でAmritsarというインド北西部のパキスタン国境沿いの街まで行きました。
ちなみにこのとき利用した列車はShatabdi Expressという列車で走行スピードはインド最速!すべての車両にA/Cがついていますが、むしろ効きすぎてて寒い…。チケットはAmritsarまで600Rsで、デリーから約6時間で到着します。
車内で出た食事。
インドらしい風景。
午後2時前にAmritsarに到着!
アムリットサルはスィク教の総本山となる街でスィク教の寺院など観光すべき場所もいくつかあるんですが、国境が開いている時間も決まっていて、観光している時間がなかったので何も見ないまま素通り。
アムリットサルのリキシャーの色はちょっと違うぞ!
デリー市内を走るリキシャー。
駅を出てすぐにタクシーを捕まえ、まっすぐの道を確か40分くらい走ってあっという間にWagah(ワガー)国境に到着。イミグレを通過し、ついに自らの足でインド・パキスタンの国境を越えました!
インド側国境。
パキスタン側国境。門のところには「baab-e-aazaadii」(自由の門)と書いてあります。いかにもパキスタンらしいというか、ちょっと皮肉というか(笑)
まぁ、何はともあれ、念願のパキスタン入り!しかも陸路で!パキスタン一体どんな国なんだろうなぁ、と期待に胸を膨らませていたのを覚えています。
カラチに次ぐパキスタン第2の都市ラホールまでは国境沿いからバスで移動。1時間くらいでラホールの駅まで到着します。確か値段は20Rs(パキスタン・ルピー1Rsが約1.5円なので約30円)くらい。リキシャーなどに乗ると結構かかってしまうので、バスのほうが断然お得。Lahore City Railway Stationからは3番のバスに乗ってRegale CinemaもしくはRegale Chowkというところまで移動し、バックパッカーには人気のホテルRegale Internet Innというホテルへ行きました。
ドミトリーで一泊195Rs。バス・トイレは共同ですが、掃除などはそれなりに行き届いているし、日本語の使用できるパソコンもあります。そして何といっても立地条件がいい。かの有名な「断食する仏陀」の像も展示してあるラホール・ミュージアムや古くからあるアナール・カリーというバザールまでは徒歩10分くらいで行けます。他にも、このホテルがある通りの正面のHALL ROADという通りは電気屋街になっていて、その雑居ビルの奥まったところはCDショップやDVDショップだらけです!
どのお店に入ろうか思わず目移りしてしまいます。
そしてパキスタンの紙幣。
紙幣に描かれているのはパキスタン建国の父「カーイデ・アーザム(偉大な指導者)」ことムハンマド・アリー・ジンナーです。